FoW team Overlord

FoWの記事を毎週金曜日夜に上げていきます。

デッキ解説-赤緑プリシア

 

 この環境は二つのデッキが常に喧嘩をしていたと思います。

ジャックが入ってるタイプとイザナギが入ってるタイプ。

もちろん日本と海外では環境も違いますし、どっちが強いの?ってなった時に、名古屋での使用率が高かったジャックが入ってるタイプが日本ではメタトップだと思います。

 

それでも僕が使用してたのはイザナギが入ってる神話プリシアというデッキでした。

まず使用リストを含めて説明をしていきたいと思います。

 

 

1.使用リスト 

 

ルーラー x 1枚
真獣王 プリシア x 1枚
転生炎姫 プリシア x 1枚

メインデッキ x 40枚
魔剣 レーヴァテイン x 4枚
命断の鎌 デスサイズ x 4枚
天上楽器 チャームアルモニカ x 4枚
嫉妬深き美姫 グィネヴィア x 4枚
聖風の使い魔 タマ x 4枚
聖域のエルフ x 4枚
封印せしもの イザナギ x 4枚
牛魔王 x 1枚
強風 x 1枚
書き換えの術法 x 4枚
風の隠れ家 x 2枚
神話紡ぎ x 4枚

魔石デッキ x 10枚
転生のメモリア x 4枚
烈波の魔石 x 4枚
覇者のメモリア x 2枚

サイドボード x 15枚
四聖の角笛 x 1枚
強風 x 2枚
灰塵炎 x 4枚
天の風 x 2枚
風の隠れ家 x 2枚
愛と豊穣の女神 フリッグ x 4枚

 

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これが海外でも言われる「神話型」のプリシアのレシピ構築だと思います。

プランは大きく分けて2つ。

1つはルーラーであるプリシアによるワンキル。

2つ目はイザナギによる盤面制圧からの2キル。

デッキの中を全部触れる構築にしました。

コンセプトは「安定」になります。

 

2.そもそも神話プリシアって?

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日本の大会ではジャックを採用したプリシアが多く、神話プリシアの存在も薄かったと思います。

神話プリシアのキーカードになる「神話紡ぎ」を中心に魔石をランプしながらイザナギに迅速を付与して殴るための重要なコンボカードになります。

 

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そのコンボを簡単にやるために4枚のアルモニカも採用しています。

また、イザナギプランじゃなくても、プリシアで2回殴る時のパーツをデッキから探すときにも使うカードになります。

 

3.基本戦術

今回のデッキはコンボパーツをそろえるためにドローソースを多く採用しています。

 

 「天上楽器 チャームアルモニカ」、「嫉妬深き美姫 グィネヴィア」「聖風の使い魔 タマ」「書き換えの術法」がデッキに各4枚ずつ。「風の隠れ家」が2枚の計18枚のドローとサーチカードが入ってます。

人によっては多いのでは?と思われる人もいると思いますが、上記のコンセプトの「安定」にはちょうどいいくらいの枚数だと思います。

枚数削るならどこなの?っと聞かれたら嫉妬深き美姫 グィネヴィア」を4枚から3枚にすると思います。

 

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『書き換えの秘術』

たぶん僕がこのデッキを好きな理由がこのカードです。

実はラピスクラスター1弾が出たとき、ルーラーのフィースを見た時からこのカードだ!って思いながらあらゆるコンボデッキの中核になってくれたカードで、今回だと「書き換えの秘術」+「神話紡ぎ」=「封印せしもの イザナギ」(迅速付与)
このコンボができたり、ドローを確認してから「天上楽器 チャームアルモニカ」でトップのカードを固定してリカバリーフェイズへ。メインフェイズに入ってから「書き換えの秘術」プレイから「神話紡ぎ」や、「魔剣 レーヴァテイン」プレイからプリシアによる2回攻撃など、いろいろな場面で使える器用なカードだと僕は思ってます。

1つ間違えていけないのは、「書き換えの秘術」プレイしたら墓地に置く前に魔石を起こして1ドローをすること。

このプレイをする前に「書き換えの秘術」を墓地に置いてしまうと魔石を起こすことも1ドローする権利も放棄したことになるのでそこは注意してほしい。

 

4.神話プリシアとジャックプリシア、どっちが有利なの?
この話をよく聞かれました。

僕は神話プリシアのが6:4で有利だと思ってます。

あとはプレイングで7でも8でも有利差が開くと思ってます。

プリシアミラーで負ける要因としては「聖風の防壁」有無と「強風」だと僕は思います。

実際ミラーで10先(10本先に勝ったほうが勝ち)をやった時は4回ほど負けましたが、負けた理由が9割「聖風の防壁」でした。

基本的に慣れた人同士がやれば1本に3-5分で終わります。

「聖風の防壁」をどこで打ち込むのかがポイントになってくると思います。

神話プリシアを使ってて嫌と感じたのは「書き換えの秘術」に打ち込まれるのが一番つらかったです。

これを少し頭においてプレイをすると勝てるようになると思います。

 

5.サイドデッキについて

1番質問が多いのは「灰塵炎」4枚だと思います。

in,outだと書き換えの秘術が一番多いです。

どこに打ち込むの?っと思うプレイヤーも多いと思いますが、こればっかりはこのブログだと書ききれないです。

FOW公式ホームページでDEFが700以下の生き物を調べてみるとわかります。

僕的にはアヴドゥルとかに打ち込みたいです。

強風の除去が使えない場合とイザナギが使えない相手に使う除去カードだと思って貰えると理解できると思います。

 

採用で悩んだのは「フック船長」でした。

in,outなら「牛魔王」の枠になります。

サイドデッキ的には「四聖の角笛」のところを入れ替える形だと思います。

相手のデッキを見て、デッキに「書き換えの秘術」を残せそうなら「フック船長」をデッキに入れて魔石を固定してフリッグなどでビートダウンするプランが取れるのでありだと思います。

 

 

6.総括

日本の環境に合わせるなら僕はジャックプリシアをチョイスするのが無難だと思います。やっぱり打消しがデッキに入ってるのは大きいと思います。

コンボデッキなのでどこのパーツも変に削れず、打消しを入れるなら、攻撃のプランを僕は取りました。

九州注意をしないといけないのはやはり黒いデッキとフィースだと思います。

確かにプリシアも注意しないといけないのですが、黒いデッキと対戦した時に時間をどうやって使うかがポイントになります。

無理そうなら早めに次の試合に行きましょう。

2試合目以降ならフリッグでゲームが作れるのでそのプランを。

またJ速を狙い「黒い月光」を当てられ、イザナギのプランもボロボロにされてたら次のゲームに行くべきです。

 

日本の環境はある意味良い環境です。

いろんなデッキと対戦できる良い環境です。

でも勝ちに行くと大きな壁がたくさんあると思いますが。その中で勝てたらとても楽しいと思います。

 

今年の九州は参加人数が30人超えると見てる僕もうれしいです。

 

FOWは早くどこの店舗で大会をやってるのか書いてほしいです。

大会申請してる店舗さんもいつ公認、非公認やってますよ!ってもっとアピールしてください。

僕が大会に行けないです。

 

新宿は仕事の関係でいけないです。

町田は次の日を考えると帰るのに2時間30分かかるのであきらめてます。

都内で大会やってるからうちにきてよ!ってアピールしてください。

練馬春日のカーキンさんとかやってそうだけどね。

 

僕はとりあえず、腸間膜リンパ節炎を治します......

九州参加のプレイヤーの皆さん頑張ってください!